大地震で被災した南米のベネズエラに派遣される日本政府の医療チームの出発式が4日、東京都内で行われた。
ベネズエラに派遣される国際緊急援助隊・医療チームの出発式は、羽田空港近くで午前7時半から開かれた。
国際協力機構(JICA)によると、医師や看護師、薬剤師など42人が現地に入る予定。
団長を務める外務省の木戸大介ロベルト海外邦人緊急事態課長は、「日本は、ベネズエラが東日本大震災の時に差し伸べてくれた支援を決して忘れない。今回、ベネズエラの被災者に日本国民の寄り添う気持ちを医療支援という形で届け、恩返しできることを光栄に思っている」と述べた。
ベネズエラでは、6月に起きた地震により、2500人以上が死亡し、1万2000人以上が負傷している。
日本の医療チームは、首都カラカスの病院の敷地内で外科を中心とした診療にあたるなどの医療支援を行う予定だ。
派遣期間は2週間を想定していて、すでに先遣隊が出発している。
出発式後の記者団の取材に木戸団長は、「現地で今、ニーズのある医療支援を実施するということを目指している。現地では救助が進む一方で、医療を待っている方も多い状況だ」とした上で、「日本人らしい寄り添う形で医療ができればと思っている」と述べた。
