秋田県能代市のロケット実験場に、液体水素を安全に利用する技術を開発するための新たな施設が完成し、2日、関係者にお披露目されました。

能代市にある宇宙航空研究開発機構(JAXA)のロケット実験場に3月に完成したのは、液体水素を大量に使った実験を安全に行える施設です。

2日は、JAXAや地元の関係者など約50人が出席して、完成を祝う式典が開かれました。

JAXA・山川宏理事長:
「今回開設する南地区を含め、能代ロケット実験場は、液体水素が利用できる屋外の試験施設としては国内最大規模のもの。これから多数の人々がこの能代に集い、この地区の意義や価値がさらに増していくことを確信している」

新たな施設には、従来の約1.5倍の量の液体水素を貯蔵できるタンクや、2700度の高温や爆風にも耐えられる実験スペースなどが設けられています。

液体水素は次世代エネルギーとして注目されていますが、漏れやすく、燃えやすいため、実験場では大量に漏れ出した際の広がり方を調べるなどして、液体水素を安全に利用する技術の開発を目指します。

今後、国の内外の大学や研究機関による実験が予定されていて、JAXAは宇宙開発だけでなく、液体水素の利用促進にも取り組みたいとしています。

秋田テレビ
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