6月25日午前7時半ごろ、岩手県沖を震源とする地震が発生し、岩手・盛岡市や軽米町などで震度5強を観測しました。
岩手県内でも各地で被害が出ています。
八幡平市大更の交番では外壁にひびが入り3カ所剥がれる被害がありました。
警察によりますと、午前8時ごろ、交番に出勤した警察官が外壁の被害に気付いたということです。
壁が崩れないよう応急処置を行っていて、交番の業務に支障はないということです。
洋野町にあるJR八戸線の踏切では、地震の影響で遮断機が下りたままの状態となりました。
その後、点検を行い約5時間半後に復旧しました。
今回の地震では物的被害のほかにけが人もでています。
釜石市では90代の女性が転倒し右腕を骨折、岩手町では60代の女性が転倒し頭を打ったということです。
この地震の影響で東北新幹線は、一時、全線で運転を見合わせました。
JR盛岡駅では25日朝、足止めされた人たちで混雑していました。
地元の高校生
「(地震発生時は)電車に乗っていた。怖かったです」
北海道の会社員
「出張で(北海道から)今盛岡に来ててこれから帰ろうかなと思っていたんですけどちょうど地震で。待つだけですね」
午後2時ごろ、東北新幹線は全線で運転を再開しましたが、速度を落として運転している区間もあり、ダイヤの乱れが続いています。
また、県によりますと、JR仙北町駅のエレベーターでは小学生の男の子1人が地震の影響で中に閉じ込められ、約50分後、消防に救助されたということです。
震度4を観測した大船渡市の漁港では津波がないことに安堵する声が聞かれました。
漁師
「(津波の場合)養殖施設にワカメがついていると切れてしまうので、そういう時は被害がある。(きょうは)このくらいならまだ大丈夫そう」
この地震について気象庁では「揺れの強かった地域では1週間程度最大震度6強の地震に注意してほしい」と呼びかけています。
