2025年6月、日南市の踏切で歩行者が列車にはねられ死亡した事故について、国の運輸安全委員会が調査報告書をまとめました。
この事故は、去年6月26日午後5時15分ごろ、日南市の遮断機や警報機がない第4種踏切「南平公民館踏切」で、歩行者の50代女性がJR日南線の列車にはねられ死亡したものです。
国の運輸安全委員会は事故の状況や原因について調査を行い、25日に報告書を公表しました。
それによりますと「現場の踏切から列車を見通せる距離は約180m確保されていて視界をさえぎるものはなかった。この日は晴れていて踏切通行前に目視で列車の接近を認識することは可能だった」と分析。
事故の原因については「列車が接近している状況で歩行者が踏切に侵入したため発生したと推定されるが、詳細は明らかにできなかった」としています。
日南線には遮断機などがない第3種・第4種の踏切が39カ所あり、日南市では去年、車が侵入しての死亡事故も起きています。
JR九州は事故を受け日南市と協議、注意喚起の看板を設置するなどの対策をとっています。
