柏崎刈羽原発の使用済み核燃料の今年度の搬出のメドが立っていないことをめぐり、稲垣所長は“号機間輸送”も検討すると話しました。
東京電力は今年度、柏崎刈羽原発にある約60トンの使用済み核燃料を青森県の中間貯蔵施設に搬出する計画で、このうち24トンは7月~9月の間に搬出する予定です。
しかし、青森県の宮下知事は最終的な受け入れ先となる再処理工場の完成が繰り返し延期されていることから、今年度の受け入れを容認しないと表明しています。
搬出のメドが立たないことを受け、柏崎刈羽原発の稲垣武之所長は6月24日、計画を変更せざるを得ない場合、使用済み核燃料を発電所内の別の号機へ移す“号機間輸送”も検討する考えを示しました。
【柏崎刈羽原発 稲垣武之 所長】
「(計画変更する)リミットがあるのは事実。仮定の話だが、号機間輸送をやっていくという一つのオプションとして検討しなければいけない」
柏崎刈羽原発では現在7つの原子炉の燃料プールにあわせて1万3000体あまりの使用済み核燃料を保管していて、全体の貯蔵率は約80%となっています。
