「愛媛県の大学生や未婚の人の結婚観は?」。愛媛大学の学生らと民間のシンクタンクが共同で調査し、結果を24日に発表しました。結婚に消極的な人が「自由や気楽さを失う」などを理由に一定程度いる一方、「地元愛」が強い人は結婚を望む分析が出ています。

この調査は、愛媛県内の婚姻数が1947年の1万7719組をピークに減少傾向が続き、2025年は4129組まで落ち込んで婚姻率が国内の平均を下回っていることから、人口減少対策に生かす目的で実施。愛媛大学社会共創学部の学生・教員といよぎん地域経済研究センター(IRC)が今年1月から2月上旬、愛媛県内の20~39歳の未婚の315人に行ったアンケートを分析しました。

調査の結果によりますと、「結婚したい」「どちらかといえば結婚したい」と答えた人の割合は62.9%。男性が56.7%である一方、女性は67.0%と意向が高いものの、一定程度は結婚に消極的としています。

結婚の願望はあるのに独身でいる理由で、最も多いのは「適当な相手とめぐり合わない」で51.6%。次いで「独身の自由や気楽さを失いたくない」が29.8%、「結婚資金が準備できてない」が25.3%と続いています。

また結婚の願望がない人で最も多いのは「自由や気楽さを失いたくない」が46.2%、「結婚にメリットを感じない」が45.0%などとなったほか、「経済的な不安」「仕事や趣味を優先」も20%台になりました。

特に女性の理由は「結婚したい相手がいない」が半分、「家事育児の負担が大きい」が35.5%で男性よりも差が大きく見られました。

このほか、結婚相手に求める条件で、相手の「職業」や「家事・育児への取り組みや考え方」を重視する人ほど結婚を望む傾向があり、「経済力を重視」する人は結婚の意向が低い傾向が見られました。

さらに「地元愛」が強い人ほど、結婚を望むという分析も。地元で結婚し子育てをするライフプランがイメージしやすく、家族からのサポートも期待できるため、結婚への心理的なハードルが下がりやすいとしています。

調査した愛媛大学の松永紗英さんは「大学や地元企業が連携したインターンシップの拡充、地元就職者への奨学金返済支援といった『地元で働き暮らす』イメージを具体化する施策が有効」との考えを示しました。

#愛媛県 #人口減少 #結婚 #調査 #アンケート #大学 #いよぎん地域経済研究センター #IRC #愛媛大学 #会見

テレビ愛媛
テレビ愛媛

愛媛の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。