愛媛県の松山市は遺体を火葬する斎場が老朽化したため、現在の施設の隣に新築すると24日に発表しました。新しい施設は7月から建設工事を開始。火葬需要の増加などから延床面積が約2倍になるほか、遺体を焼却する炉や待合室などが増え、利用は2028年8月に始まる予定です。(画像はイメージ:松山市)

松山市によりますと、現在の斎場は1976年に利用開始。老朽化の対応が必要なほか、市民の高齢化による火葬の需要が増えているため、新しい施設を南側のスペースに建設します。

新しい施設は、鉄筋コンクリート・鉄骨造の2階建てで高さは約10メートル。延床面積は約4150平方メートルで現在の施設の約2.2倍になるほか、遺体を焼却する炉がこれまでの12基から14基に。南海トラフ地震に備え耐震強度がある設備にするとしています。待合室は10室から14室に増やすほか、これまでなかった告別室を収骨室と一体化し、7室設置。予備室も4室設けるとしていて、最大の火葬件数を1日35件にし、これまでより5件増えると想定しています。

施設内は斎場にふさわしく静かで温かみがある空間にするため、内装に愛媛産の木材を使用。近くを流れる川の谷筋の景観を活かしたデザインにするということです。

また新しい施設は設計、建設、維持・管理などを民間の企業に約23年間任せ、効率化やサービスの向上を図るとしています。

新しい斎場の建設工事は今年7月1日に始め、2028年8月に利用を始める予定。現在の施設は、この後に解体し跡地は駐車場になるということです。

松山市の斎場で火葬した件数は2022年度が5314件。2018年度と比べ837件増えています。

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テレビ愛媛
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