2025年12月に走行中の秋田新幹線こまちの車両を活用して、学生の秋田県内への就職を促そうというユニークな就活イベントが行われました。その名も「こまち就活エクスプレス」。初めての開催でしたが、企業や学生から好評だったことを受け、2026年は夏と冬の2回行われることになりました。
秋田県とJR東日本は22日、県出身の学生の県内就職を後押しする就活イベント「こまち就活エクスプレス」を、2026年は学生の帰省に合わせ、夏と冬の2回開催すると発表しました。
2025年に初めて行われたこのイベントは、走行中のこまちの座席をブースに見立て、学生と企業が情報交換します。
2025年は県出身の大学生46人が参加し、企業担当者から直接話を聞くだけでなく、自由に質問をするなどリラックスした雰囲気となりました。
県によりますと、アンケートで学生の平均評価は5点満点中4.4と高く、「企業側と近い距離で話せた」という声が多く寄せられたということです。
学生にとっては交通費が無料となるほか、約4時間の移動時間を効率良く活用し、県内の様々な企業や学生同士のつながりをつくれる、というメリットがあります。
2026年は、夏の開催が8月1日に決まり、上野駅を午後2時26分に出発する秋田新幹線こまち27号の16号車と17号車が使われる予定で、県内企業10社が参加します。
また、県出身者に限らず、首都圏の大学・短大・専門学校に通い、県内での就職に興味がある学生を対象とします。
鈴木知事:
「いったん進学で県外に出る、そこまではいいが、その学生が県内に就職する率が非常に低い、というのが本県の課題。様々な手段で秋田の企業との接点を増やしたい。あとは秋田県に戻ってもらうための応援をする」
夏・冬ともに学生の定員は60人で、22日から7月17日まで専用サイトで募集します。
