クルーズ船が寄港する酒田港について、県は市街地に近いエリアのにぎわい作りを目的に、酒田港の「航路」や「岸壁」などの整備を新たに実施することがわかった。
クルーズ船の新たな寄港場所として県が整備するのは、人気の観光施設・「さかた海鮮市場」や「SAKATANTO」からほど近い、酒田市南新町の酒田港東ふ頭新町岸壁。
対象となるのは1万トンクラスの小型クルーズ船で、この整備によって乗船客が酒田市の市街地まで徒歩で行けるようになり、県は市街地のにぎわい創出につなげたいと考えている。
工事は、湾内の「航路」や「岸壁」、近くの「緑地」などで実施。
まず「航路」は、クルーズ船が安全に航行できるよう幅100メートル・深さ7.5メートルを確保するため土砂を撤去。
「岸壁」には、船の損傷を防ぐための緩衝材や、船舶を安全に係留する係船柱などを整備する。そして岸壁の東側にある「緑地」は、クルーズ船で訪れた人が利用するバスやタクシーの駐車場に変わる計画だ。
工事は今年度中にスタートし、2028年度中の完了を目指す。総事業費は数億円が見込まれている。
