いつ起こるか分からない災害。
横浜市の小学校で、子どもたちが自分で考えて身を守る防災授業が行われました。

もし、大きな地震に襲われたら。
子どもたちが真剣に見つめるのは、日常に潜む災害が起こったときの危険な瞬間です。

今週行われた横浜市とフジテレビが取り組んだ防災授業では、災害時の映像を見たり、体を低くして頭を守る“ダンゴムシポーズ”をみんなで練習したり、子どもたちが自分で「あそこが危ない」「こう逃げよう」と、気が付く過程を大事にしています。

授業はこれだけでは終わりません。
休み時間、元気よく遊んでいると突然、地震訓練が始まりました。
子どもたちは訓練があることを知りません。

自分たちで考え、身を守る行動を取れるでしょうか。
机の下に隠れたり、一斉に校庭の真ん中に走って集まったり、よく見ると、みんなで練習した“ダンゴムシポーズ”をしています。

今回の防災授業では、10台のカメラで撮影した映像を次の授業までに編集し、みんなで確認します。

木村拓也アナウンサー:
皆さんの映像をカメラで撮らせていただきました。すぐに編集してどんなところがよかったかまとめております。

教室のモニターに映された自分たちの避難行動。
テレビ局ならではの速さで出来上がった映像を見て、教室は大盛り上がり。

映像をもとに、子どもたちは「ダンゴムシポーズとサルポーズをすることがいい。自分の身を守れるから」「声かけが大事だなと思いました」と自分たちの行動を振り返りました。

このプロジェクトに取り組む横浜市の担当者はこう話します。

横浜市防災・危機管理統括本部 地域防災課長 伊藤祐貴さん:
今回学んだことが学校での単体の授業だけではなく、家に帰った際に家族の方々とお話ししてもらうことにもつながるのかなと思う。

この訓練を受けて子どもたちは「家具のことなど防災授業で教えてもらったことを生かしていきたい」「いつでも災害が起こる可能性を考えて過ごすのが大事だし、いつどんなときに災害が起こっても大丈夫なようにしたい」と話しました。