近づく甲子園出場をかけた夏の地区大会。
夏の高校野球島根大会は7月11日、開幕を迎える。

名門の誇りを胸に刻む、夏のヒーローたち。
去年夏の島根大会覇者、計14度の甲子園出場を誇る、開星。
注目のスラッガーは…
春の中国大会準決勝でホームランを放った、松本七斗。
延長タイブレークにもつれ込んだこの試合、同点の10回表、満塁の場面で走者一掃のタイムリーツーベース。
試合には敗れたが、開星の全得点となる6打点を挙げた。

開星・松本七斗選手:
自分たちの、気持ちなので、結局。

開星といえば、これまで数多くのプロ野球選手を輩出してきた名門。

阪神タイガース・糸原健斗選手:
ここに帰ってきて「自主練」をするのが毎年恒例ですね。

阪神タイガース、糸原健斗。
開星を卒業後、明治大学、社会人のJX-ENEOSを経て、2016年、ドラフト5位で阪神に入団。
今季プロ10年目を迎えた。

さらに、千葉ロッテマリーンズの山本大斗。
2020年、育成ドラフトで入団し、支配下を勝ち取ると、2025年のシーズンには、107試合出場、2桁11本のホームランを放ち、ブレイクした。

OBでは、横浜・巨人で活躍した梶谷隆幸氏。
梶谷隆幸さん:
この中から誰かがプロ野球選手になったら、すごく僕も嬉しいので。

高校時代、3度甲子園に出場し、卒業後プロ入りした白根尚貴氏(元ソフトバンク・横浜)などがいる。

偉大なDNAを受け継ぎ、7月13日、連覇を目指す夏のスタートを切る。
初戦:7月13日(月) vs..江津工業
会場:松江市営野球場

開星・松本七斗選手:
連覇できずに負けてしまったら意味がないので。
自分たちが今やらないといけないこと、精いっぱいやり切ります。

春の県大会優勝、そして、中国大会準優勝の石見智翠館。
江の川高校時代から強豪として君臨し、甲子園出場は春夏通算12回。
野球殿堂入りの谷繁元信氏など多くのプロ野球選手が誕生している。
そして今年、期待のスラッガーが…

中国大会準決勝で特大アーチを描いた、3年生・オセモータ オサリエメ 聖。
この大会、初戦ではプロ注目の右腕、高川学園・木下瑛二を相手にセンターオーバーのスリーベースを含む2安打。
スケールの大きさを披露した。

そんな彼には、憧れの存在が…

石見智翠館・オセモータ オサリエメ 聖選手:
水谷選手を目標にしてやっています。

北海道日本ハムファイターズ・水谷瞬だ。

北海道日本ハムファイターズ・水谷瞬選手:
島根から出て行った選手の1人、島根で育ててもらった人間の1人として、応援してもらいつつ、島根県を元気に、島根県にパワーを送れたらなと思っています。

愛知県出身で、高校は石見智翠館に野球留学。

北海道日本ハムファイターズ・水谷瞬選手:
どうせなら、遠い見知らぬ地、来たことのないところで、自分ひとりという環境でやりたいと思った。
進路決めるとなったときに、中学の監督に最初に名前出してもらったのがここだった。

在学中、甲子園出場は叶わなかったものの、2018年のドラフト会議でソフトバンクから5位指名を受けプロ入り。
在籍5年間で1軍出場は一度もなかったが、現役ドラフトで2024年、日本ハムに移籍すると、その年の交流戦で歴代記録更新の打率.438をマークし、MVP。
今季は、けがからの復帰を果たし、早速活躍。
今まさにスター街道を駆け上がっている。

北海道日本ハムファイターズ・水谷瞬選手:
親元を離れてくることは簡単なことじゃなかったですし…

島根は「第2の故郷」という思いがある。

紡がれた歴史を未来へ。

北海道日本ハムファイターズ・水谷瞬選手:
僕がもっと活躍するようになったら、ああいう人間になりたい、その原点は何かとなったときに「智翠館」に行きたいなと思ってもらえるようになりたい。

オセモータも、兵庫県から越境。
まだ甲子園出場の夢は叶っておらず、これがラストチャンスだ。

初戦:7月13日(月) vs.出雲西
会場:浜山公園野球場

石見智翠館・オセモータ オサリエメ 聖選手:
夏までの残りの期間、全員で、毎日の練習を頑張っていきたいと思います。
   
島根大会のメイン会場となる浜山公園野球場は、2030年に開催される「島根かみあり国スポ」の高校野球・硬式のメイン会場にも選ばれている。
それに向け、改修工事が行われていた。

リニューアルした球場は、内野スタンドに客席を3000席以上増設。
また、真新しいブルペンも誕生。
さらに、両翼は91mから98m、センターは120mから122mへとグラウンドが拡張された。
特に外野手の守備範囲などに大きく影響し、全国レベルの広さに慣れるという意味でも競技力向上につながると考えられている。

島根大会は、38校・37チームが出場。
直近5大会は毎年優勝校が変わっている群雄割拠の島根。
運命の夏がいよいよ始まる。

<島根大会・最近5年間の優勝校>
2021年 石見智翠館
2022年 浜田
2023年 立正大淞南
2024年 大社
2025年 開星

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

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