うつむきながら警察署から出てきた男。
万引きをした女子大学生から、示談金として現金を脅し取った疑いで逮捕された望月彰容疑者(53)です。
自身が店長を務めていたコンビニで同様の手口を複数回繰り返していました。
事件発覚のきっかけは、4月。
神奈川・川崎市内のコンビニで20歳の女子大学生が990円の化粧品を万引きしたことでした。
店長だった望月容疑者は女子大学生に対し、「弁済してもらわないと。今いくら持ってるの?」と詰め寄ります。
女子大学生が「自由になるお金は4万円くらい」と答えると、望月容疑者は「4万円では許されないよ!ここで被害届を出すか出さないかであなたの人生変わるよ!いいの?前科ついちゃうよ」などと脅し、ATMで現金を下ろさせたあと警察に連絡します。
ところが、警察から事情を聴かれていた女子大学生が「脅されて10万円を払った」などと話し、事件が発覚したのです。
事件を巡っては5月、30代男性からも50万円を脅し取ろうとして逮捕されています。
同様の犯行を繰り返していたとみられる望月容疑者。
10年ほど前には店長を務めていた神奈川・座間市にあるコンビニで架空請求詐欺を防いだとして警察から表彰されていました。
しかし、2年ほど前に取り押さえた万引き犯から示談を持ち掛けられ、現金3万円を手にしたことがきっかけで一変。
「示談金をもらえば臨時収入が入る」と味をしめ、同様の犯行を繰り返していたとみられています。
調べに対し、望月容疑者は「2年間で大体200万円は受け取った。車の購入費用などにあてた」などと話すも、女子大学生への恐喝容疑については「記憶がない」と否認しているということです。
