愛媛県の水産研究センターが完全養殖に成功した「マサバ」。その品質と味わいを観光業のスタッフに吟味してもらおうと、松山市内のホテルで19日に試食会が行われました。
青く銀色に輝く「マサバ」と大皿に盛り付けられた美しい刺身。この「マサバ」は、愛媛県の水産研究センターが2年前、天然の稚魚などに依存せず、愛南町で人工的に卵から成魚になるまで育てることに成功した「完全養殖魚」です。脂のノリが良く、体長は30~40センチとまさに食べごろです。
この試食会では、道後のホテルスタッフや調理師など30人あまりが集まり、次々と口に運んで味わいを確かめました。
試食した人:
「すごくビックリしました。脂がのっていてこんなにおいしいものなのだと思いました。さすが愛南町ですね。サバって結構傷みやすいイメージがあって、生でどうなんだろうと思ったんですけど、これは愛媛に来られた方も喜ぶと思います」
試食した人:
「本当に生臭くなくて、これがサバかという感じになりました。ぜひ自社でも検討したいなと思います。」
完全養殖した「マサバ」は、徹底した環境管理によって「アニサキス」による食中毒のリスクも少なく、刺身が最もその味わいを楽しめるということです。
観光業の関係者の期待もふくらんだ「完全養殖マサバ」。各ホテルでは今回の試食会を機会に、今後の仕入れなども検討していくとしています。
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