アメリカとイランは戦闘終結に向けた覚書の発効を受け、今後、最終合意を目指すとしています。

中東情勢の影響を受けてきた福岡県内の住宅業界の受け止めを取材しました。

福岡県北九州市にある住宅の設計から施工までを手がける工務店。

中東情勢が緊迫したことによる建築資材の高騰に頭を悩ませてきました。

◆ハゼモト建設 櫨本健一 社長
「特に顕著なのが基礎断熱に使う断熱材。軒並み4割くらい上がっています。なおかつ物も入りにくい状況」

住宅の床下などで使う断熱材は、中東情勢が悪化する前と比べると価格は4割も上昇。

そのほか屋根に使う資材や窓のサッシなど、値上げや出荷数量制限の通知がきた資材を上げるとキリがないといいます。

戦闘終結の合意を受け、流通の正常化には期待を寄せていますが…。

◆ハゼモト建設 櫨本健一 社長
「価格はおそらく下がらないと思いますね。どこも上げてるので、うちも上げようという形が連鎖反応で起こってますので」

一度上がった資材価格は簡単には元に戻らないとみています。

資材の高騰に加え、櫨本社長が最も懸念しているのが…。

◆ハゼモト建設 櫨本健一 社長
「住宅ローンとか金融機関との兼ね合いがある方は金利も上がっていくし、今まで借りられた方が借りられなくなる、あるいは額を減らさないといけない。だけど物の値段は上がっていってる」

資材費の高止まりが続く中で日銀は先日、利上げを決定。

決して小さな買い物ではない住宅の購入需要は今後、弱まるのではと不安をのぞかせます。

◆ハゼモト建設 櫨本健一 社長
「(価格が)高止まりをしている状況でまた上がるんじゃないかという不安感。そうなってくるとなかなか建築業界の発注が良い方向になるかというと、これから先の方がむしろ厳しい局面を迎えるのではないかという気はしています」

テレビ西日本
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