大分県佐賀関で起きた大規模火災から18日で7カ月。復興住宅に入らないことを決め、新たな生活へと歩みを進めた被災者もいます。

◆橋本れい子さん
「開きました。どうぞ~、うわー、お父さん、すごいやん」

これから暮らすことになる市営住宅の部屋を見て心を躍らせていたのは、橋本元紀さん・れい子さん夫妻です。

◆橋本さん夫妻
「ソファーベッドここに持ってくればいい。どこでも置ける。持ってこよう」

◆橋本れい子さん
「鉢かプランターで時期時期のお花を植えて、ものすごく夢が膨らむ。どうしようかと」

2025年11月の火災で自宅を失った橋本さん夫妻。

火災のあとは自宅から1キロほど離れた市営住宅を仮住まいとし、着の身着のままの避難生活から少しずつ生活を立て直してきました。

望みは佐賀関で暮らし続けること。

そんな2人が選んだのが市営住宅の「特定入居」という制度を利用することです。

これは自宅が全焼するなどした被災者のうち、復興住宅の建設を待たずに生活を再建したい人を対象として、市が市営住宅を案内するものです。

2人が移り住む佐賀関のこの市営住宅は復興住宅よりもスーパーなどが近く暮らすのに便利だと考え、希望しました。

◆橋本れい子さん
「きょうの日をこんな素敵な部屋で迎えられるとはもう全然私は思っていなかった。本当に最高に幸せ」

◆橋本元紀さん
「母ちゃんが喜ぶのが一番うれしいわ」

火災で自宅を失ってから7か月…

ここは、やっと手に入れることができた「終の棲家」です。橋本さん夫妻は8月から新たな暮らしを始める予定です。

佐賀関の大規模な火災を受けて、県は義援金を受け付けていましたが6月いっぱいで終了すると発表しています。これまで7億円近くの善意が寄せられました。

受け付け終了まであと10日あまりですが、県は「引き続き支援をお願いします」と呼び掛けています。

テレビ大分
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