京都市の大手電子部品メーカー「ニデック」は18日、株主総会を開催しました。

去年9月に不正な会計処理が明らかになってから初めての総会には746人が参加し4時間に渡って続きました。

株主総会では、経営体制を刷新する議案が可決されました。

今年3月に公表された第三者委員会の調査結果によると、「ニデック」グループの多数の拠点で本来計上すべき損失を先送りするなどの不正が確認されました。

背景には創業者で今年2月に名誉会長を辞職した永守重信氏による業績達成への強すぎるプレッシャーがあったと指摘されています。

また、先月には家電や自動車向け部品の設計などを顧客に無断で変更するなど、1000件以上の品質不正も明らかになりました。

株主総会の冒頭、岸田光哉社長は「株主の皆様に大変ご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。

株主からは会社のガバナンスに対する質問が相次いだほか、永守氏本人による説明を求める声も上がりましたが、岸田社長は、「永守氏は経営にかかわる職から身を引いている」とし、自身が説明責任を果たすと応じました。

そのうえで、岸田社長を再任し、11人の取締役を刷新する、議案が提出され可決されました。

【OBの株主】「永守さんを乗り越えないと先がないなと思っていたので、どこかで膿を出さないといけないだろうと思っていた」

【株主】「みんなが聞きたかったのは『なぜきょうここに永守さんがいないのか?』。ひとことでもいいから我々に話してほしい」

また、一連の問題の影響で株主からは「上場廃止になるのでは」という不安の声もあがりましたが、岸田社長は「信頼を回復することで上場維持することを絶対にやり遂げる」と述べました。

(関西テレビ「newsランナー」 2026年6月18日放送)

関西テレビ
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