東京電力は6月14日、福島第一原子力発電所の5号機及び6号機で6月13日午後5時4分に使用済み燃料プールの冷却が一時停止していたことを明らかにした。いずれも現場調査の結果、5号機は40分後に、6号機は1時間25分後に冷却を再開している。
冷却が停止した時刻には、福島第一原発での処理水の海洋放出についても、異常を知らせる警報が発生したため放出を停止。その後、5時間半後に運転を再開している。
2つのトラブルが発生した時刻には、送電線が2回線同時に瞬間停止していたといい、これが原因になった可能性があるという。同時間帯には発電所周辺で雷雨が発生していた。
処理水の放出をめぐっては、6月10日にも警報が発生し約24時間にわたって放出を停止するトラブルが発生していたため、6月1日に開始された2026年度2回目(通算20回目)の処理水放出において、放出停止となるのは2回目。
10日のトラブルでは、処理水をためているタンクから放出に至るまでの移送経路にある電動弁に不具合があった可能性が高いとし、電動弁一式を交換することで対応した。