長崎の被爆者4団体のひとつ、長崎原爆被災者協議会は、被爆者運動の歴史などを広く発信しようと、展示スペースのリニューアル作業を始めました。

長崎被災協に寄贈された、被爆者たちの思いがこもった品々。

原爆で下半身不随となり、車いすの語り部として知られた故 渡辺千恵子さんが編んだ服からは、編み物を生活の糧とした被爆者の苦労がうかがえます。

長崎原爆被災者協議会 横山照子副会長
「こういうデザインの服が欲しいと言ったら、毛糸を持っておいでと言われて」

長崎被災協は、被爆者への国家補償などを訴えて1956年に結成され、今年70周年を迎えます。

これにあわせて、被爆体験の講話などで使う地下講堂の展示スペースをリニューアルすることになり、12日から作業が始まりました。

援護法の制定など運動の歴史にも焦点をあて、展示品は100点を超える見込みで、核兵器廃絶への思いを次の世代につなぎます。

長崎原爆被災者協議会 横山照子副会長
「私たちが年を取って先が見えている状況の中で、被爆者がどういう風にして歩んできたかを皆さんに分かってもらいたい。(展示品は、被爆者の)みんなが頑張ってやってきた宝物」

長崎被災協は、結成日にあたる今月23日までに作業を終える予定です。

テレビ長崎
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