山形市で、香りが引き起こす被害「香害(こうがい)」を知ってもらうパネル展が開かれている。“身の回りの香り”を考えるきっかけにしてみてはいかがだろうか。
JR山形駅の東西自由通路で4日から始まったのは、「香害を知るパネル展」。
山形市を中心とした有志で組織する「香害を考えるやまがたの会」が開いた。
(香害を考えるやまがたの会・町田翔代表)
「“柔軟剤や香りが苦手”というだけでなく、身体症状として不調が現れているということを、もう少しいろいろな人に知ってほしい」
会が2025年にアンケートを行ったところ、「香りがきつく頭痛に」「柔軟剤の匂いが強く体調が悪くなる」といった125件のさまざまな困りごとが寄せられた。
近年、「香害」に悩む人は増えていて、学校や職場・公共機関の利用が難しくなるケースもあるという。
手作りのパネルには、日用品に使われている香料の中には体に負担をかける成分が含まれている場合があること、香りが原因で起こる「食欲不振」「めまい」など体調への影響について紹介されているほか、楽しく学べるクイズもある。
(学生)
「臭いと相手が思っていたら嫌なので、予防で消臭剤を使ったりする。自分のことを見直すきっかけになりそうだし、いい機会だと思う」
(香害を考えるやまがたの会・町田翔代表)
「いい香りだと思っている人にも、実は刺激になって自分で気がつかない不調につながっているかもしれないと考えてほしい」
このパネル展は7日まで開かれている。