携帯電話などにも使われる「公衆回線」で列車を制御する日本初のシステムの導入に向け、JR九州は今週、県内でデモ走行を行いました。
JR九州が2028年度からの導入を目指しているのが無線式の列車制御システム「RKシステム」です。
列車の現在地や速度などを把握・管理するためのシステムで、携帯電話などで使われる「公衆回線」を活用するのは日本初の仕組みです。
無線通信を使った新しいシステムでは、運転席のモニターに進行は「緑」、停止は「赤」など信号やメッセージが表示されます。
現在は線路沿いの信号機などで運転士に進行や停止を指示していますが、必要なくなります。
また、列車の位置を把握するための線路上のケーブルや回路も減らすことができ、JR九州は機器の維持・管理費の削減に期待しています。
JR九州 信号通信課 田多亮太 主査
「(長崎地区は)ほとんどYC1で車種が統一されていることから車両改造の容易性なども考慮して長崎から導入を決めた」
「長崎地区での導入を成功させて今後の展開につなげていきたい」
JR九州は2028年度に長崎本線の浦上‐喜々津間への導入を目指していて、他のエリアにも段階的に広げていく予定です。