市政に対する苦情を受け付け、中立の立場で弁護士が調査し、必要に応じて、市へ是正勧告などを行う熊本市オンブズマン制度、昨年度の市民などからの申し立ては36件でした。『市に不備がある』と判断されたのは2件です。
このうちの一つは「特別障害者手当を受給していた寝たきりの妻の再認定をめぐり、診断書を書いてもらえる病院がどこにあるか市に相談したが、『自分で探すように』言われ、手続きができないまま妻が死亡した」という申し立てです。
市オンブズマンは「担当課自身が申立人の自宅を訪問し、妻の状態を確認したうえで市が指定する医師に診断をさせるべきだった」として、市に不備があったと判断、その後、市は再認定手続きの運用を改めたということです。
代表オンブズマンの三藤 省三 弁護士は「市民が納得できるようなていねいな説明、対応が求められる」としました。
