長崎県高総体が始まるのを前に、佐世保市の高校で部活動の遠征などでの交通事故を防ごうと教職員向けの研修会がありました。
研修会は5月27日、佐世保市の九州文化学園高校で開かれ、教職員約60人が参加しました。
6月5日に開会する県高総体を前に、熱中症対策のポイントや選手を乗せて運転する際の注意点などを学びました。
5月、福島県の高速道路で部活動の遠征中だった高校生などが死傷した事故を受けて、国や県は安全管理の徹底などを各校に通知しています。
そこで研修会では交通事故の原因や大人数を乗せた場合の運転技術などを学んだうえで、学校所有のマイクロバスを使って実技講習も行いました。
「必要な器材なども積載される場合はかなり重量は重たくなっている。「止まる」が一番大変になってそこに関わる「曲がる」も大変になってくる」
実際、車の前にスペースがほぼないところから切り返しをせずに車を出そうとして、車体の後方が障害物に接触する場面も・・・。
「右折する場合には左後ろ、左折する場合については右後ろ、振り出しの確認も忘れないように」
九州文化学園はマイクロバスを3台所有し、練習試合や大会など部活動の遠征で使う際には、原則、顧問が運転しています。
運転士不足などから貸切バスの予約は難しく、2026年の県高総体の期間中は7つの部がマイクロバスを含む学校所有の車を使用する予定です。
九州文化学園 男子バスケットボール部顧問 松尾厚志 主幹教諭
「通常の車両よりも制御しにくい部分があるので、余裕を持った運転、色んなところに配慮した運転を心がけなければと改めて感じた」
学校側は、選手たちの安全のためにも定期的に講習の機会を設けていきたいとしています。