岩手県雫石町のJR雫石駅の前にある「食堂いしや」は、アットホームな雰囲気で気軽に立ち寄れる店だ。店主の吉村正直さんと両親の3人で店を切り盛りしている。
3代目の吉村正直さんが作る看板メニューは、地元の名物となっている「よしゃれそば」。
季節の野菜や山菜など地元の食材をふんだんに使用し、そばが見えないほど盛り付けられている。
そのうまみとそばの風味が鶏だしのスープとあいまって箸がすすむ。
さらに吉村さんによると、そばの上に盛り付けられている「そばの実・“そば米”」が、スープと一緒に食べると、おじや・雑炊という感じで食感が楽しいという。
やわらかくとけるような食感とそばの香りも存分に楽しめる。
店主・吉村正直さん
「鶏のだしと野菜やキノコから出るだしが鶏のだしにしみていくので、最初食べた味と最後食べた味が違う味になる。おいしさの秘訣」
Q:「よしゃれそば」と、名付けた理由は?
店主・吉村正直さん
「『よしゃれ』とは『よしなさい』という意味。雫石のよしゃれ踊りの練習をしているときに、野菜や山菜を炒めたものを、おやつ代わりにして食べていた。祖母が『それをのっけたら、いいじゃないか』と話し、よしゃれそばができた」
麺類からご飯ものまで受け継がれる味。代々続くどんぶりメニュー「ニラ玉丼」は、卵のトロトロ感が絶妙。豚のひき肉は甘辛くご飯にぴったりだ。
創業65年以上の老舗は地域に根ざした店を目指している。
店主・吉村正直さん
「さらに長く長く、街の人や色々な人に愛されるように、よりおいしく、より良い店にしていきたい」
「食堂いしや」は、地元の人たちに愛され地元の食材を愛する駅前食堂です。