オーストラリアを訪れている高市総理大臣は、アルバニージー首相と会談し、経済安全保障協力に関する共同宣言に署名しました。
高市総理:
今や日豪両国は、先駆的な安全保障協力を進める同志国連携のフロントランナーである。いわば準同盟国とも言える関係を築いている。
首都キャンベラで行われたアルバニージー首相との会談では、安全保障分野での協力に加え、レアアースなど重要鉱物の供給網を強化することを確認し、経済安全保障協力を推進する指針となる共同宣言を発表しました。
共同宣言には、経済的威圧を強める中国を念頭に、「重要鉱物に対する輸出規制に強い懸念を表明する」との文言が盛り込まれています。
また、海上自衛隊のもがみ型護衛艦の能力向上型をベースにオーストラリアが日本と汎用フリゲートを共同開発して導入することについて、高市総理は「画期的な協力だ」と高く評価し、防衛装備移転の制度を見直した意義を強調しました。
高市総理:
パートナー国に対して防衛装備移転を行うことは、パートナー国の防衛力を向上させる。ひいては紛争発生の未然防止に貢献することになるから、日本の安全保障の確保につながる。
一方、小泉防衛大臣は、インドネシアの首都ジャカルタを訪問し、シャフリィ国防相と会談しました。
小泉防衛大臣:
イラン情勢も含め、国際情勢がますます複雑化し緊迫化する中で、東南アジアを含む地域の安定に大きな影響力と責任を有する日・インドネシア両国の連携は一層重要になっている。
両大臣は、東シナ海や南シナ海で覇権主義的な動きを強める中国を念頭に、海洋安全保障での連携を強化するため日本とインドネシアが高官級対話の枠組みを立ち上げることなどについて協議し、会談後には防衛協力拡大に向けた協定に署名しました。