高市総理大臣は21日夕方、総理官邸で取材に応じ、政権発足から半年を振り返り「国民のために、約束したことを一つずつ実行したいという思いで働き続けた」と振り返った。
政権の発足にあたっては、「決断と前進の内閣としてスタートした」と述べ、この半年間に取り組んできた政策について語った高市総理は、特に「外交力を強くすることについては、かなり歩みを進められたのではないかと思っている」とアピールし、「多くの国から信頼され頼りにされる国であり続けたいと思っているので、そこはこれからも頑張っていきたい」と決意を語った。
そのうえで、日本全体の国力を強くするために「何としても経済成長させなければならない」と強調し、「これからもまずは経済をしっかりと強くする」と述べた。
この半年で手応えを感じたことについて高市総理は、予算編成を通じて各種政策の実現に向けて尽力したことや、外交の現場で懸命に取り組んできたことを挙げた。
一方で、難しさを感じていることとして、「これも外交になる」として日々状況が変化する中東情勢を挙げ、ペルシャ湾のホルムズ海峡を各国の船舶が安全に通過できる環境作りや、資源エネルギーをはじめ重要物資ので調達先の多様化に取り組んでいるなどと述べたうえで、「今やっておけばこれからの世代も安心して生活や事業活動を展開できる日本にしたいと思って悪戦苦闘している最中だ」と述べた。
また、国会との向き合いについて、「総理も他の大臣も国会に呼ばれたら出て行って、国民の代表である国会議員を通して国民に説明するのは当然のことだ」と述べ、「これからも国会の要請があればしっかりと審議に対応していきたい」と表明した。
一方、女性初の総理大臣・自民党総裁であることについての問いに高市総理は、「初めてのことなので、違和感があると思ったり、女性だからこういうところができていないという声もあるかもしれない」としたうえで、「総理・総裁が女性であることに皆さまが慣れていただくしかないかなと思っている」と述べるとともに、「女性か男性かではなく、主権者の代表としての矜持を持っているので、国民の皆さま全体のために一生懸命働いていきたい」と決意を語った。
高市総理は2025年10月21日に1次政権を発足させ、2月の衆議院総選挙に伴う第2次政権の組閣を経て21日で政権は発足から半年が過ぎた。