高市総理大臣は、21日午後4時半から中東・カタールのタミール首長と電話で会談し、イランによる攻撃でカタールに被害が出ていることへのお見舞いを伝えるとともに、アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃開始以降、中東地域に滞在する日本人の安全確保と帰国支援に多大な協力を得たとして、謝意を表明した。
約20分間行われた会談で高市総理は、アメリカとイランの停戦が維持され、ホルムズ海峡の航行の安全確保を含む事態の沈静化が一刻も早く実際に図られることが最も重要だと指摘した。
そのうえで、アメリカとイランが引き続き話し合いを通じて最終的な合意に至ることが重要だとの日本の立場を伝え、「カタールをはじめとする国際社会と連携し、必要な外交努力を粘り強く行っていく」などと表明した。
外務省によると、タミーム首長は外交的手段による問題解決の重要性を強調するとともに、「ホルムズ海峡の安全な航行を含め、事態の安定化に向け引き続き日本を含む各国とも協力していきたい」などと述べた。
また、両首脳はLNG=液化天然ガスなどエネルギー分野をはじめとする日・カタールの協力を一層強化していくことを確認し、引き続き緊密に意思疎通を続けていくことで一致した。