フィギュアスケートの「りくりゅう」ペアが電撃引退を発表。春の園遊会で、天皇陛下が引退後について質問された。
ペアで春らしい色合いの着物姿
春らしい色合いの着物姿で現れたのは、フィギュアスケートの“りくりゅう”ペアこと三浦璃来選手(24)、木原龍一選手(33)だ。

17日午後1時半ごろから開催された、天皇皇后両陛下主催の「春の園遊会」に、ペアで招待された。

陛下が「素晴らしかったですね」と声をかけられると、三浦選手は「ありがとうございます」と答え、2人で頭を下げた。

三浦璃来選手:
私たち、組んで7年間滑ってきたんですけど、今回のオリンピックだけ木原選手が泣いてしまって。それ以前は常に支えていただいたので、今回はその恩返しといいますか、私が今度は支える番になろうと決心してやってきました。

雅子さまが「今はお兄さん、お姉さんどっちですか?」と質問されると、三浦選手が「今はお兄さんです」と答え、笑顔で包まれる場面も。両陛下からオリンピックでの活躍を祝福され、思い出を振り返った。
“引退する時は2人で一緒に”
「りくりゅう」ペアの2人は17日午前、お互いのSNSに連名でコメントを寄せ、現役引退を発表した。

17日午後3時半頃、取材に応じた木原選手は「本当に2人で頑張ってきて良かったという思いと、たくさんの方々に支えていただき、現役生活を走り抜けることができたので、本当に感謝の気持ちで今いっぱいです」と話した。

一方、三浦選手は「私も同じくとても光栄な経験をさせていただきました。今シーズン走り抜けてこられましたのも、たくさんの支えがあったからっていうふうに思っています」と語った。
2月に行われたミラノ・コルティナオリンピックではショートプログラムで5位と出遅れたが、フリーでは完璧な演技を披露。歴代最高得点を叩き出し、フィギュア界の歴史に残る“大逆転劇”での金メダルとなった。
ペア結成からの7年間で紡いできた強い“絆”。

金メダル獲得後の会見(2月25日)で「4年後」について聞かれた際、三浦選手は「木原選手が引退する時は私も一緒に引退する時だと。私が違う人と組んで、また続けるということは絶対ないです」と話していた。
“引退する時は2人で一緒に”。
その言葉通り、17日、ともに第一線を退くことを明かしたのだ。
なぜ発表この日に?「陛下にお伝えしたかった」
2人は園遊会前に、引退を発表した理由についても説明した。
木原龍一選手:
やっぱり陛下に自分たちの今後、考えていることをお伝えしたかったので、おっしゃっていただいたように、この前に発表させていただいて、今の気持ちを正直にお話しさせていただきたいなという思いがございました。
三浦璃来選手:
私も全て木原選手と同じ意見です。
陛下「今後はどういうことを」
2人の引退発表に、街の人からは「もっと見たいなって気持ちもあったんですけど、最後に金メダルを取って有終の美なので、良かったのかな。2人お疲れ様でした」「どんなことでも2人一緒だったら、もう最強だと思うので、どんな道に行っても頑張ってほしいなと思います」といった声が聞かれた。

園遊会で陛下から「今季限りで引退をされるというふうに伺いました。今後はどうゆうことを」と聞かれた「りくりゅう」ペアの2人は今後について…。

木原龍一選手:
みなさまにもっともっとペアを知っていただけるように、競技生活ではないんですけど、また新たなことに2人で挑戦していきたいなと思ってます。

三浦璃来選手:
私も同じです。
引退発表を経て、新たな門出を迎える「りくりゅう」ペアから、今後も目が離せない。
(「イット!」4月17日放送より)
