暗闇に浮かび上がる、無数の赤い炎――
北海道根室市で4月16日に発生した大規模な野火は、夜になっても勢いを弱めることなく、大地を焼き続けています。
発生は16日午後0時半ごろ、根室市珸瑤瑁。火は乾いた草地を伝い、みるみるうちに拡大。これまでに焼失した面積は、およそ400ヘクタールに達しました。
日が落ちたあとも、炎は不気味に揺らめきながら広がり続け、消火のめどは立っていません。
現在のところケガ人の情報はありませんが、根室市は歯舞地区の約350人に避難指示を発令。庁舎を避難所として開放し、これまでに29人が身を寄せています。
さらに、道の要請を受けた自衛隊のヘリコプターが、17日にも道の防災ヘリとともに消火活動に加わる予定です。
燃え広がる炎は、いつ鎮まるのか――。緊張の夜が続いています。