国立がん研究センターの元医長に賄賂を贈った罪に問われている医療機器メーカーの元社長に無罪判決が言い渡されました。
医療機器メーカー「ゼオンメディカル」元社長の柳田昇被告(69)は2021年、「国立がん研究センター東病院」の元医長に医療機器の選定などを巡り、便宜を図ってもらう見返りに約170万円の賄賂を贈った罪に問われています。
収賄の罪に問われた元医長には2026年2月、無罪判決が言い渡されましたが、東京地裁は16日の判決で「元医長に賄賂の認識があったとは認められず、収賄罪は成立せず、必要的共犯である贈賄罪も成立しない」として柳田被告にも無罪判決を言い渡しました。
東京地検は「判決内容を十分検討して適切に対処したい」とコメントしています。