寒河江市では、農業用ハウスで加温栽培したサクランボの出荷が始まっていて、16日に出発式が行われた。

真っ赤に輝く加温サクランボ・佐藤錦。
寒河江市・河北町などJAさがえ西村山管内の1市4町では、3月下旬から加温サクランボの出荷が始まっている。

寒河江市で行われた出発式には、管内の生産者や「チェリン」などのご当地キャラクターたちが参加した。

かわいらしい応援団が見守る中、16日はサクランボ3500パックが首都圏へ向けて運ばれるトラックに積み込まれた。
JAさがえ西村山では今シーズン、2025年の34トンを上回る出荷を目指しているが心配なこともある。

(JAさがえ西村山・安孫子常哉代表理事組合長)
「肥料・農薬・鋼鉄(パイプ)資材などが値上がりしているので大きな打撃。ダブルパンチになるだろう」

イラン情勢の緊迫化で、農業用ハウスのビニールや暖房用の燃料など加温栽培に欠かせないものが軒並み高騰している。
JAさがえ西村山では「ハウス用の燃料」を給油した人を対象に、高騰した分の3分の2を補助する独自の支援を行っている。

生産コストは増えているが、より多くのサクランボを消費者へ届けるため、サクランボの価格は据え置いて販売する見通し。

(JAさがえ西村山・安孫子常哉代表理事組合長)
「一番早く出る果物で、消費者が待っている。安心・安全はもちろん、おいしいサクランボを届けていきたい」

加温栽培のサクランボは5月10日の「母の日」のころに需要のピークを迎え、出荷は6月まで続くという。

さくらんぼテレビ
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