社会人野球の秋田県ナンバーワンを決める大会が、17日に秋田市で開幕します。この大会に初めて参加するチームの一つが、3月に設立されたばかりの「山二」です。経歴も経験も異なる選手たちが、“勝利”という同じ目標に向かって歴史をスタートさせます。

秋田市に本社を置く山二は、県内でガソリンスタンドの運営や中古車販売などを手がけています。

本社で損害保険と生命保険に関する業務を担当するのが、2月に入社した山名陽太さん(24)です。

真剣な表情で業務に取り組む山名さんがいま情熱を注いでいるのが、3月に設立された硬式野球部の活動です。

昨シーズンまで北海道の独立リーグ・石狩レッドフェニックスでプレーした山名選手は、力強いスイングが持ち味で、チームの攻撃の要です。

山二硬式野球部・山名陽太選手:
「長打力が自分の持ち味なので、打てるかどうかは約束できないが、精いっぱい頑張って、皆さんに応援してもらえるような姿を見せたい」

チームに所属するのは、県の内外から集まった21人。年齢も経歴も様々です。

県出身のルーキーは、設立したばかりの地元チームに迷いなく飛び込みました。

山二硬式野球部・高瀬水楓投手(22):
「できれば地元で野球をしたいと考えていたので、今回、硬式野球部設立の話を聞いてすぐ決めた。山二で野球ができるのはすごくうれしい」

由利本荘市出身の高瀬投手は、由利工業高校を卒業後、仙台大学に進学。この春、卒業とともに山二で社会人生活をスタートさせました。

高瀬水楓投手:
「まだ慣れないところも多いので、少しずつ一つずつ覚えていって、会社に貢献できるような人になれればいいなと思っている」

一方、野球では、ルーキーながらチームの柱としての活躍が期待されています。

フォークやシンカーなどの落ちる変化球を得意とする高瀬投手。いま力を入れて取り組んでいるのは、ストレートの球威を上げることです。

高瀬水楓投手:
「2つの変化球を生かすためのストレートだと思っているので、この一年は体づくりをメインに頑張って、来年、できれば152キロ、153キロを投げられたらいいかなと思っている」

豊富な経験に、地元期待の若手。山二はそれぞれの力を結集し、歴史をスタートさせます。

山二硬式野球部・竹花裕人主将:
「愛される、応援されるチームを目指して、地域の皆さまに貢献できたらいいなと思っている。一戦必勝で、自分らしさ、自分たちらしさ、必死なプレーを見てもらいたい」

JABA秋田春季大会は、17日に秋田市で開幕し、山二は互大設備ダイヤモンドクラブと1回戦を戦います。

秋田テレビ
秋田テレビ

秋田の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。