熊本地震の本震から16日で10年です。

大分県では、防災活動に役立ててもらおうと地震体験車の貸し出しを行っていて16日は、県庁で各市の職員が車両の操作の講習を受けました。

2016年4月16日に発生した熊本地震の「本震」。県内では別府市と由布市で観測史上最大となる震度6弱を観測。

3人が災害関連死で亡くなり、およそ8400棟の建物に被害が出ました。

10年が経った16日、県庁では、各市の職員が集まり防災教育などで活用する地震体験車の操作について講習を受けました。

この車両で県内で観測された震度6弱の揺れをTOSアナウンサーも体験してみました。

◆TOS甲斐菜々子アナウンサー
「下から突き上げるような衝撃机にしっかり掴まっていないと椅子から振り落とされてしまいそう」

この車両では震度7の揺れまで体験できます。県では、「家具の固定の必要性などを知ってもらい日頃から備えて欲しいと話しています」

◆長野別府市長
「市内の被害状況などの情報収集に努め関係機関と連携し市民の人命を最優先とする活動を行ってください」

最大震度6弱を観測した別府市で16日、行われたのは災害対策本部を立ち上げる訓練です。

震度5強の地震が起きたという想定で職員およそ40人が参加。市内の被害状況を共有する流れなどを確認していました。

一方、当時は避難所の運営も課題となりました。市内42か所に最大で5600人余りが避難しましたが対応する職員が不足。現在は自治会と一体となって避難所を運営する訓練を行っているということです。

◆長野別府市長
「こういう10年の節目をしっかり教訓として、市役所内部での組織体制を再構築しなければいけない」

10年前、同じく震度6弱を観測した由布市でも16日、防災訓練が行われました。

訓練で使われたのは市内の各家庭などに配布されている防災ラジオ。

緊急地震速報の訓練放送を流し、1分間身を守る行動をとるよう呼びかけました。放送が流れると、市役所内の職員たちも机の下に避難していました。

◆由布市 防災危機管理課工藤秀紀課長
「訓練をすることによって日頃の家族の連絡方法や非常持ち出し品の確認をしてもらえれば」

このあと、由布市役所でも災害対策本部を設置する訓練が行われました。

テレビ大分
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