5月、新潟水俣病の公式確認から61年を迎えるのを前に、被害者団体などが県と協議を行い、式典への環境大臣の出席や懇談の場の設置などを要望しました。

4月15日、新潟市中央区で行われたのは、新潟水俣病の被害者団体などと県の担当者の協議です。

【新潟水俣病阿賀野患者会 酢山省三さん】
「熊本に行って、なんで新潟に来ないのか。そういうダブルスタンダードがある。新潟に、ああだこうだ言って来ないというのは許されない」

患者団体などは新潟水俣病の公式確認から61年を迎える5月31日に開催予定の式典に石原環境大臣が出席し、懇談の場を設けることなどを要望。

こうした要望に対し…

【県生活衛生課 白井和也 課長】
「環境省とレゾナックには皆様のお気持ち、要望を改めて伝えて行きたい」

すでに国に対し、環境大臣の出席などを要望していると話す県。

しかし、水俣病の認定審査を行う委員と被害者団体の意見交換の場の設定など、そのほかの要望については「今後検討していく」と話し、明言を避けました。

【新潟水俣病阿賀野患者会 皆川栄一 副会長】
「国とか環境省はこういう問題を先送りにして問題を長引かせている。もはや時間的な余裕はない」

被害者団体などは引き続き、国などに対し、すべての水俣病被害者の早期救済を求めています。

NST新潟総合テレビ
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