緊迫の続くイラン情勢が家庭のごみ出しにも影響してきました。

宮城県大崎市など合わせて5つの市と町では、指定ごみ袋の不足を受け4月20日から1カ月間、ごみ出しのルールが緩和されることが決まりました。

記者リポート
「こちらののスーパーでは、16日以降のプラスチック用ごみ袋の入荷の見通しが立っておらず、今後、燃えるごみ用の袋にも影響が出る可能性があるということです」

大崎市古川旭のスーパーです。

イラン情勢により、石油製品の一種でプラスチック製品の原料となるナフサが不足していて、16日、燃やせるごみ用のごみ袋60セットは入荷するものの、プラスチックごみ用の袋は在庫がなく、次の入荷も未定です。

食品スーパーあいのや古川東店 森剛店長
「販売業者に発注しようとしているが、なかなか連絡が取りづらい状況になっているので、先が読めず困っている」

5月以降については燃やせるごみ用の袋も、入荷の見通しが立っていません。

買い物客
「新生活に向けて片づけをしようと思っていたので、ごみが出せなくなるのは困ります」

こうした状況を受けて、大崎地域広域行政事務組合は、20日から1カ月間、指定ごみ袋の販売を担っている大崎市、色麻町、加美町、涌谷町、美里町で、自治体の了承を得た上で、ごみ出しのルールを緩和することを決めました。

指定ごみ袋でなくとも、市販の30~45リットルの透明か半透明の袋に、中身を記載することで、ごみを出すことができます。

大崎地域広域行政事務組合業務課 坂本徹課長
「住民の皆さまの生活に支障が出ないよう、特例措置として、指定ごみ袋以外の使用を一時的に認めることといたしました。代用袋が使用可能ですので、指定ごみ袋を急いで買いだめする必要はありません。必要な分だけ購入いただきますよう、お願い申し上げます」

組合では他の地域のごみ袋不足につながるおそれがあるとして、周辺の地域の指定ごみ袋などを購入しないよう呼びかけています。

また、状況が変わらない場合、1カ月単位でルールの緩和を延長していくということです。

仙台放送
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