クマの目撃が続いています。4月14日夜、仙台市青葉区の住宅地でクマ1頭が目撃され、警察が警戒を呼びかけています。
警察によりますと14日午後10時40分ごろ、青葉区双葉ケ丘2丁目の路上で、バイクで近くを走行していた人から「クマが徘徊している」と警察に通報がありました。
目撃されたクマは1頭で、体長や立ち去った方向はわかっていませんが、これまでに被害は確認されていないということです。
現場は住宅が立ち並ぶ地域で、警察が警戒を呼びかけています。
一夜明けて、近くの小学校では…。
クマが目撃された路上から600メートルほどの場所にある北仙台小学校です。
15日は学年ごとに集団下校する措置がとられたほか、教職員が通学路を巡回したということです。
小学1年生の保護者
「新1年生なので帰宅のルートも覚えていないので、ちょっと怖いです。幼稚園でもクマを見たら大きな声を出さないとか教わっているので、家でも同じように教えています」
宮城県によりますと、今年のクマの目撃件数は、3月末の時点で133件となっていて、前の年の同じ時期と比べおよそ3倍になっています。
クマの目撃が相次ぐなか、県警は今年度、現場対応にあたる警察官の安全確保のため、新たな装備24セットを導入しました。
山間部を管轄し、クマ目撃件数が多い栗原、大和、仙台北の3つの警察署と、県警本部にそれぞれ6セットずつ配備されます。
新たな装備はヘルメットやジャケット、腕や脚を覆うプロテクターなど、全身を覆う仕様になっています。
クマに襲われる危険性がある現場で、警察官が緊急の救助活動などにあたる際、活用される見込みです。