2026年2月、島根県雲南市で屋外に倒れていた高齢の女性を救助した中高生5人に、警察から感謝状が贈られました。
このうち高校生の4人は、警察が制作した特殊詐欺への注意を呼び掛ける動画にも出演、2度目の「お手柄」です。

雲南警察署・川上教彰署長:
厳寒の中、倒れている女性を発見するや適切な措置を講じ人命救助に貢献されました。

雲南警察署の川上署長から感謝状を手渡されたのは、雲南市の大東高校と大東中学校の5人の生徒たち。
学校のレスリング部などに所属し、一緒に練習しています。
5人は2026年2月、いつも練習している市内の体育館の前に高齢の女性が倒れているのを発見、救助しました。

お手柄の5人組、このうち高校生の4人は、お手柄をメディアに取り上げられるのはこれが初めてではありませんでした。
雲南警察署が2025年に制作した広報用動画に出演。
レスリングの技を披露しながら特殊詐欺の手口を紹介、市民に注意を呼びかけました。

雲南警察署生活安全課・山根誠課長:
今回、レスリングのみなさんがまた人助けをしていただいたということをお聞きして、警察署としては非常に嬉しく思いました。

警察は、市民から連絡で今回の人命救助が動画出演に続く高校生の「お手柄」と知り、感謝状を贈ることにしました。
では今回のお手柄、どのような状況だったのか…高校生たちに現場で再現してもらいました。

それは、2月21日午前11時ごろのこと。
レスリングの自主練習を終え、体育館を出たところ…。

大東中学校1年生・原虎乃介さん:
あれ大丈夫?やばいんじゃない?

高齢の女性が倒れているのを発見、すぐに駆け寄りました。

大東高校レスリング部キャプテン・伊内湊音さん:
呼吸はしていたんですけど呼びかけをしても反応がなくて、とりあえず手が空いている人に何をしてというのは、指示を出しました。当時はすごく外が寒くて、女性の方もあんまり厚着をしていなかったので、上着をかけました。

ここでリーダーシップをとったのはキャプテンの伊内さん、季節は冬、とっさに自分たちの上着を女性にかけてあげました。
そして、中学生のとき消防署での職場体験で教わった救命処置の知識もフル活用。
救急車が到着するまでの約5分間、女性の命を懸命につなぎました。
そのかいあって、女性は搬送された病院で回復し、命に別状はなかったということです。

大東高校レスリング部キャプテン・伊内湊音さん:
人助けをして良かったと思ったし、これからも困った人がいたら、助けたいと思いました。

とっさの判断と勇気、そしてスポーツで培ったチームワークが尊い命を救いました。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

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