4月、交通ルールで大きく変わるのが、自転車の「青切符制度」。16歳以上を対象に、自転車の交通ルール違反に反則金を科す。対象となる違反は信号無視や一時不停止など113種類。中でも、特に危険とされている違反が「ながらスマホ」で、反則金は1万2000円。「遮断踏切への立ち入り」は7000円。「ブレーキを装着していない自転車の運転」は5000円などとなっている。改めてルールの確認と遵守が大事だ。ルールが変わるのは、自転車の青切符だけではない。車で自転車を追い抜く際に「十分な間隔をあける」など新たなルールが加わる。違反すると反則金などが科される可能性もあり、車側と自転車側、双方の注意が必要だ。
「間隔あけて」「速度を落として」
車を運転する際に前を走る自転車。4月1日からこの自転車の右側を通過する追い抜きの交通ルールが変わる。
長野県警交通安全対策室・渡澤竜一室長:
「自動車が自転車の右側を通るときは自転車との間隔をしっかり空けて、間隔を空けられない場合はしっかりと速度を落としてゆっくり安全にいきましょうというルールが加わる」
新ルールでは、車が車線変更をせずに自転車を追い抜く際、「十分な間隔をあけること」「間隔があけられないときは速度を落とすこと」が求められる。
また、自転車側も追い抜かれる際、できる限り道路の左端に寄って走ることが求められる。
「少なくとも1mくらいは」
「十分な間隔」とは、具体的に、どれぐらいの距離なのだろうか。
県警交通安全対策室・渡澤竜一室長:
「(間隔は)少なくとも1mくらい空けることが安全」
実際に1メートル空けて車と自転車を並べてみると―。
(記者リポート)
「人が通れるくらいの間隔です。広く感じられ狭い道だと、狭い道だとこの間隔をとることは難しいかもしれません」
1m間隔、時速20~30キロは目安
十分な間隔を確保できない場合は、どうすればいいのだろうか。
県警交通安全対策室・渡澤竜一室長:
「時速20キロから30キロくらいまで落として横を通過すれば、交通事故の可能性は減る」
1メートルの間隔や、時速20キロから30キロは、あくまで目安で、車と自転車の走行状況や、道路状況などによって異なってくるという。
「反則金」の場合も
県警では、自転車追い抜きの新ルールの違反に対しては、指導・警告を基本としている。
ただ、違反が原因で事故を起こすなどして検挙された場合、普通車では7000円の反則金と違反点数2点が科される。
自転車側の違反の場合は5000円の反則金の対象となる。
悪質な場合は、さらに重い罰則を科される可能性もある。
車側も自転車側も新ルールの確認を
4月1日から新たに設けられる自転車追い抜きルール。
車側と自転車側、双方が新ルールを確認し、安全な運転を心がけることが大事だ。
県警交通安全対策室・渡澤竜一室長:
「長野県でも追い越し・追い抜きでの事故が発生しているので、こういったルールが設けられるのを機に追い抜き・追い越しの事故も減らしていきたい。(自動車・自転車)双方の運転手が事故に遭わない、起こさないようなお互いに注意を払った運転を心がけていただきたい」
