世界最大級のアイドルフェスティバルTOKYO IDOL FESTIVAL 2019=通称TIF(ティフ)が8月2日~4日の3日間行われた。

出演アイドルは総勢 212組 1393人。来場者は8月2日(金)2万5000 人、8月3日(土)は3万1000人、8月4日(日)は3万2000人の合わせて8万8000人と、TIF史上最高の来場者数となった。

ここでは最終日の最後にZepp DiverCityのHOT STAGEで行われたTIF10周年記念 グランドフィナーレのもようをリポートする。

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Zepp DiverCityのステージにまず登場したのは司会のよゐこの濱口優と元アイドリング!!!15号の朝日奈央(メンテナンス)。

朝日奈央はTIF初日の8月2日、2015年に解散したアイドリング!!!の1日限定復活ライブにも出演。濱口からその感想を聞かれ「4年ぶりで、それこそライブの前と後に泣きました」と話していた。

 
 

TIF3日間のコラボ企画ステージをハイライト再演

続いてその後は、今回のTIFのハイライトをなぞるステージ。まず最初はコラボステージのアンコールから。

アップアップガールズ(2)×マジカル・パンチラインによるアップアップパンチライン(2)がステージに登場。SMILE GARDENでのコラボステージを再演。マジカル・パンチラインの「ぱーりないと!!」アップアップガールズ(2)の「Sun!×3」と、それぞれの楽曲をコラボで披露した。

コラボの感想を聞かれたアップアップガールズ(2)は「この2組でやるのは実は2年ぶりなんですけど、前回は5分間だけのコラボだったので、今回はたっぷりコラボできてお互いの成長を感じられました」と再共演を喜んでいた。

 
 

続いてはフィロソフィーのダンス×prediaによるDancingdiaが登場。

prediaの「The Call」とフィロソフィーのダンスの「ダンス・ファウンダー」をコラボで再演。
湊あかね(predia)が「ダンス・ファウンダー」の「ここが真ん中」の歌詞を「TIFが真ん中」にアレンジして歌い、日向ハル(フィロソフィーのダンス)も歌詞を「TIFありがとう」とアレンジして歌っていた。

コラボの感想を聞かれた日向ハルは「(prediaは)みんな綺麗なお姉さんなんですけど、しゃべってみると500倍位変な人でした」と答えると、まえだゆう(predia)も「グランドフィナーレにはこれまで呼んでもらえなくて、今回初めて出られてうれしい…」などと話し始めるや、よゐこ濱口から「500倍変な人って多分あなたのことね」と突っ込まれていた。

 
 

カラオケバトルの優勝者は滋賀のご当地アイドルも

続いてはアイドルカラオケバトルの優勝者のウィナーステージ。

Day1の優勝者は広瀬みのり(Fullfull Pocket)。バトルでも披露したDREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」を後ろでメンバーの応援を受けながら堂々と歌い上げ、拍手喝采を浴びていた。

 
 

Day2のアイドルカラオケバトル優勝者は滋賀のご当地アイドル涼賀あかり(フルーレット)。入場規制もかかった満員のZepp DiverCityで高橋洋子の「魂のルフラン」を披露。

大ステージでのソロに感激したのか途中歌詞が飛んだ場面もあり、歌い終わった後「憧れのステージに緊張しすぎて感極まって…」と話していた。

地方アイドルの隠れた才能が大ステージで認められた瞬間に、テレビで活躍するアイドルも地方のアイドルも等しく同じステージに立つTIFの本領を感じた場面でもあった。

 
 

その後、メインステージ争奪LIVEのウィナー、メイビーMEがステージに登場。
DD=誰でも大好きなアイドルファンに可愛くダメ出しをする楽曲「NO MORE DD宣言♡」を披露した。

 
 

歌い終わりでTIF2019チェアマンの指原莉乃が登場。

指原莉乃は「メイビーMEに(可愛いすぎて)共演NGの娘がいる」と、番組「この指と~まれ!season3」で共演した金子なつき(メイビーME)のことをいじっていた。

 
 

続いては指原司会の番組「この指と~まれ!season3」から派生した「この指グランプリ~歌うま選手権~スペシャルコラボステージ」

SENA(MELLOW MELLOW) / 南向いずみ(BLACKNAZARENE) / 日向ハル(フィロソフィーのダンス) / 湊あかね(predia)の4人がDOLL FACTORYでも披露した絶品のコラボステージを再演した。

指原莉乃は「番組で歌のうまい子を集めて審査したんですけど、1票ずつ票が割れて優勝が決まらず、これはコラボするしかないなとなった」と優勝者のステージではなくコラボステージとなった理由を話し、MELLOW MELLOWの楽曲「Dear My Star 」を披露。

4人の歌声は永遠に聞いていたくなるほど絶品だった。

 
 

TIF10周年の代表曲をコラボメドレーで贅沢に再演

そして今回の目玉とも言えるのがTOKYO IDOL FESTIVAL10周年スペシャルメドレー。

2010年第1回のTIFを代表する曲として選ばれたのは…
ももいろクローバーZ(当時はももいろクローバー)の名曲「走れ!」。

当時このライブ映像は人気が出始めたYouTubeなどでも拡散され、カメラが捉えた落ちサビでのリーダー百田夏菜子の表情は見た人を一瞬でファンにさせる迫力に満ちていた。

「走れ!」を披露したコラボメンバーは森青葉・塚本颯来(はちみつロケット) / 阿部夢梨・石橋蛍(SUPER☆GiRLS) / 吉井美優・森みはる(26時のマスカレイド) / 佐保明梨(アップアップガールズ(仮))。

ちなみに披露したのはももクロのオリジナルバージョンとは振りつけが異なるはちみつロケットによるカバー「走れ!Fit's ver」だった

 
 

続いて披露されたのは同じく2010年を代表する楽曲、東京女子流の「おんなじキモチ」

こちらは新井ひとみ・中江友梨(東京女子流) / MAINA・MANA(大阪☆春夏秋冬) / 塩川莉世・岡田夢以(転校少女*) / hinako・risano(lyrical school) / KOHIME・TOWAKO(PiXMiX)のコラボメンバーで披露した。

 
 

2011年の代表曲
SUPER☆GiRLSの「MAX!乙女心」

2012年の代表曲
Negiccoの「圧倒的なスタイル」

を映像で紹介した後、

2013年の代表曲
HKT48の「メロンジュース」をライブで披露

2014年の代表曲
アップアップガールズ(仮)の「アッパーカット!」をライブで披露。

コラボメンバーは佐保明梨・関根梓(アップアップガールズ(仮)) / 森青葉(はちみつロケット) / 阿部夢梨・石橋蛍(SUPER☆GiRLS)。

 
 

2015年の代表曲
アイドリング!!!の「サマーライオン」

再び映像で振り返った後…

2016年の代表曲
虹のコンキスタドールの「トライアングル・ドリーマー」をライブで披露。

コラボメンバーは鶴見萌・山本莉唯(虹のコンキスタドール) / 熊沢風花・里中菜月・白岡今日花(Task have Fun) / 鈴木萌花・市川優月・小島はな(アメフラっシ) / 香山あむ・福本かれん・工藤茶南(monogatari)。

 
 

2017年の代表曲
乃木坂46の「ガールズルール」
=LOVEの「=LOVE」

を映像で披露した後、
大阪☆春夏秋冬の「Let you fly」をライブで披露。

コラボメンバーはMAINA・MANA(大阪☆春夏秋冬) / 塩川莉世・岡田夢以(転校少女*) / 新井ひとみ・中江友梨(東京女子流) / KOHIME(PiXMiX)。

 
 

2018年の代表曲は
PASSPO☆の「少女飛行」
ベイビーレイズJAPANの「夜明けBrand New Days」
のTIFラストステージの模様を映像で振り返った後…

Task have Funの「3WD 」をライブで披露。

コラボメンバーはTask have Funの3人と鈴木萌花・市川優月・小島はな(アメフラっシ) / 香山あむ・福本かれん・工藤茶南(monogatari)の9輪駆動で力強くパフォーマンスした。

 
 

TIFの10年をコラボステージの再演で賑やかに振り返った後は最後に集まったアイドルがステージに全員登場。

よゐこ濱口の音頭で会場全員が「TOKYO IDOL FESTIVAL」と唱和すると銀テープが発射され華やかにエンディングを迎えた。

 
 
プライムオンライン編集部
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FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。