不正アクセスの被害が止まらない。新たにローソンでも個人情報が流出したほか、ブックオフでも会員情報が漏えいした可能性があると発表した。被害は5000万件以上に上っている。
相次ぐ情報漏洩に不安の声
ランチタイムの東京・新橋では、相次ぐ個人情報の流出への不安の声が聞かれた。
50代女性:
登録しすぎてて、自分の知らないところで悪用されてるかもしれない。今も私の情報がどこかで使われてるかもしれないので。
20代男性:
やばいですね。どうすればいいんですかね…。
40代女性:
怖い。怖いけど、もう自分の情報は自分で守るしかないのかなと。

9日、JR東日本の子会社でクレジットカードを手がけるビューカードは、最大約403万件の会員のメールアドレスが漏えいした可能性があると発表した。
企業からの情報流出は合計5000万件以上
止まらない不正アクセスによる情報漏えい。

FNNのまとめでは、企業からの個人情報の流出などが5000万件以上に上ることがわかった。
さらに9日も新たな流出発覚が続々と明らかになっている。

旅行サイトのスカイチケットを運営するアドベンチャーは、不正アクセスによって利用客の個人情報約1464万件が流出したと発表。
パスポート番号は流出していないという。

漏洩の通知メールが届いた20代女性:
ええー!いま…なんか…怖い。怖いです、怖いし、しかもこれを変更できないのも怖いです。パスワードを変えてくださいって書いてるけど変えられなくて。なにもするすべがない…。
また、中古書籍などを販売するブックオフは、最大で643万件の会員情報が漏えいした可能性があると発表した。

また、大手コンビニエンスストアのローソンでは、会員向けサービス「ローソンID」などの利用者情報約215万件の流出が確認された。
ローソンアプリ利用者:
全然知らなかったです。アプリ使ってますね。なんかクーポンとか。
ローソンを頻繁に利用する人:
普段よく使うので、自身に直結することであれば、怖いなと思いますね。

さらにカラオケ店ビッグエコーなどを展開する第一興商では、872万件を超える顧客情報などが漏えいした可能性があると発表した。
また、ソフトバンクの子会社のシステムへのサイバー攻撃をめぐっては、契約していた495の企業や自治体などで影響が続いている。

9日新たにJR東日本のネット予約サービス「えきねっと」や「大人の休日倶楽部」会員の個人情報、約206万件が流出した可能性があることが発表された。
AIの進化でサイバー攻撃が大規模化
過去に例のない規模で拡大するサイバー攻撃による情報漏えいの被害。

木沢基記者:
こちらの画面のグラフですが、個人情報の漏えいの月別の件数になっているんですが、8日時点で既に9月の件数を上回っています。
サイバーセキュリティー会社S&Jによると、AIの進化によりサイバー攻撃が大規模化しているという。

サイバーセキュリティー会社S&J 三輪信雄社長:
AIに攻撃をさせながら、途中途中で人間が判断をしながら次の指示を出していくっていうのが現実的になったと思うんですね。生成AIを使うと言語の壁を越えるんですね。
元警察庁サイバー捜査課長の棚瀬誠さんは、日本企業にはサイバー攻撃を受けた後の備えが遅れていると指摘する。
元警察庁サイバー捜査課長 棚瀬誠さん:
AIの悪用が止まらない以上は被害が拡大する件数が増える。侵入された後、サイバー攻撃者に悪さをされないような仕組みっていうのが合わせて必要になってくる。
(「イット!」10月9日放送より)

