1つの小さな穴から体内で複数のアームが展開する新型手術支援ロボットが福岡市の福岡大学病院に導入され、本格的に活用されています。

病院によりますと九州・沖縄では沖縄の病院に続き2例目です。

導入されたのは単孔式ロボット手術システムの「da Vinci(ダビンチ) SP」です。

従来のロボット手術では、腹部に開けた複数の穴からそれぞれ器具を挿入して手術を行っていたのに対し、「da Vinci SP」では1つの小さな穴から複数のロボットアームが体内で展開し、精密な操作ができます。

そのため傷の数や長さが大幅に減り、術後の痛みが少なく回復が早く入院期間の短縮が見込めるほか、傷が目立ちにくいというメリットがあるということです。

病院によりますとこの新型ロボット手術システムは全国で19施設(20台)が導入されていて、九州・沖縄では福岡大病院が2例目だということです。

去年11月に導入し、がん手術などで本格的に活用しています。

福岡大病院は「全国的にも限られた施設でしか受けられない低侵襲の手術であり、高齢者や若い世代にも優しい治療として大きな意義がある」としています。

従来型の手術支援ロボットは国内で約1000台が導入され、直腸がん手術では保険適用になるなど普及が進んでいるということで、福岡大病院でもロボット手術センターを設置して診療や教育、研究を行っています。

テレビ西日本
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