3年前、福岡市の中学校で生徒がチェーンで縛られるなどしたいじめについて、専門家で作る委員会は、保護者が求めるいじめの再調査は「必要ない」とする答申を行いました。

2023年9月、福岡市にある私立中学校で、バスケットボール部に所属する当時1年の男子生徒が複数の上級生からチェーンで縛られ、顔を平手打ちされるなどのいじめを受けました。

学校側は「いじめ重大事態」と認定し、去年9月に調査報告書を県に提出していました。

一方、被害生徒の保護者は、学校側が当初設置した調査委員会のメンバーのほぼすべてが学内関係者だったことなどに不信感があるとして、県に再調査を求めていました。

弁護士などを含む専門家などが約4ヶ月検討を行いましたが、22日、「再調査の必要はない」とする答申書を県に提出しました。

◆いじめによる重大事態再調査委員会 伊藤巧示 委員長(22日)
「事実関係は明らかになっているし、学校の取り組みは再発防止策としては妥当という風に考え、再調査の必要はないという結論に至りました」

また保護者が指摘した、学内関係者中心の調査委員会については、その後、第三者の検証委員会による調査も行われたことで問題は無いとの見解を示しています。

今後、知事がこの答申をもとに再調査の必要性を判断することになります。

テレビ西日本
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