1月27日に公示、2月8日投開票の衆議院選挙。立憲民主党の県内の現職議員、波多野翼氏と辻英之氏は20日の会見で、立憲を離党し、公明党と結成した新党「中道改革連合」から出馬することを表明しました。

◆現職2人は両政党から支援を受け衆院選へ

新党「中道」の結成を受けて、立憲の県連と公明の県本部が20日、共同で記者会見を開きました。
 
衆議院選挙について波多野氏と辻氏は、20日に立憲に離党届を提出し、ともに「中道」から出馬することを表明しました。
 
福井1区・波多野翼氏:
「けさ入党届を出した。改めて福井の生活者の声を国に届けていきたい」

福井2区・辻英之氏:
「立憲民主党と公明党が、まさに対話と丁寧な合意形成の末に紡ぎ出した『中道』という衣をまとうと私は決意した」
  
衆院選にあたって、選挙の受け皿となる「中道」の県組織も設立され、波多野氏は1区の、辻氏は2区の総支部長に就きました。
  
立憲と公明は政党としては存続するため、2人は両方の政党から支援を受ける形を取ります。


◆中道は原発の再稼働を「容認」

過去の選挙で鋭く対立してきた立憲と公明、今回の合流を支持者にどう説明するのかを問われた公明党県本部の西本恵一代表は「まず公明党支持者に対してしっかり説明していかなければならない。与党の時に、立憲に対して過去の民主党政権時代のことも言いながら批判してきたところもある」と話しました。


立憲と公明は与野党の立場で、これまで激しく対立してきました。協力できるのかについて、前回の衆院選で比例代表で復活当選した波多野氏は「前回衆院選からの1年2カ月で情勢は大きく変わった。一つの目標に向かって一致団結できると思う」と話します。
  
そして、県内に大きく関わるのが「原子力政策」です。立憲は「原発ゼロ」を目指してきましたが、中道は再稼働容認に転じました。
 
国内最多の原発立地地域である福井2区から出馬する辻氏は「原発ゼロという言葉は消えたが、将来的に依存しない社会も目指すという中道の方針と齟齬(そご)はない」と答えました。


◆福井1区4人、福井2区3人が立候補を予定

衆議院議員選挙の立候補予定者の顔ぶれです。
 
【福井1区】
波多野氏のほか、自民党・現職の稲田朋美氏、国民民主党・新人の山中俊祐氏、参政党・新人の藤本一希氏が立候補を予定しています。
 
【福井2区】
辻氏のほか、無所属で自民党会派・現職の斉木武志氏、自民党・新人の山本建氏が立候補を予定しています。
  
衆議院は1月23日に解散。選挙は27日に公示され、2月8日に投開票を迎えます。

福井テレビ
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