1月6日10時18分頃、島根県東部を震源とするマグニチュード6.2の地震が発生し、島根県と鳥取県の一部地域で最大震度5強を観測しました。
気象庁によると、震源の深さは約10キロで、津波の心配はないとしています。
その後、地震の規模がマグニチュード6.4、震源の深さが11きろに修正。
今回の地震で震度5強を観測したのは以下の5カ所です:
-鳥取県境港市(計測震度5.3)
-島根県松江市(計測震度5.2)
-島根県安来市(計測震度5.2)
-鳥取県日野町(計測震度5.1)
-鳥取県江府町(計測震度5.1)
鳥取県で震度5強以上を観測したのは、2016年10月21日の鳥取県中部の地震以来。
島根県では2018年4月9日の島根県西部の地震以来となります。
気象庁は、今回の地震で「長周期地震動」の「階級4」を観測したと発表しました。
長周期地震動は、高層ビルや橋、石油タンクなどを特に揺らす地震動で、階級4は鳥取県では初めての観測です。
全国では2024年1月1日の能登半島地震以来の観測となります。
気象庁の海老田綾貴地震火山部地震津波監視課長は「高層ビルでは14階、15階を超えるビルの最上階を中心に、通常とは異なる大きくゆっくりとした揺れが生じる可能性がある」と説明し、橋梁などのインフラへの影響も懸念されるとしています。
気象庁は、今後1週間程度、特に2~3日間は同程度あるいはさらに強い地震が発生する恐れがあるとして警戒を呼びかけています。
海老田課長は、「過去にこの周辺で地震が続けて発生した事例があり、今回の地震よりさらに強い地震が発生する恐れがある」と注意を促しました。
気象庁は、特に以下の点に注意するよう呼びかけています
1.強い揺れを観測した地域では、落石やがけ崩れの危険がある
2.地震と雨が重なると地盤が緩む可能性がある
3.炊事中の火の取り扱いに注意
4.夜間の地震に備え、避難経路の確認や懐中電灯、スリッパなどを枕元に準備
5.家具の固定や転倒防止対策の確認
6.屋外では看板や塀の落下に注意
今回の地震は、主要な活断層の場所からは約30キロ離れており、活断層が原因の地震ではないとされていますが、気象庁は「日本はどこでも地震が起きる可能性がある」として引き続き警戒を呼びかけています。
緊急地震速報は、地震発生から5.5秒後に発表されましたが、震源に近い地域では間に合わなかった可能性があります。
海老田課長は「震源直下では警報が間に合わない技術的限界がある」と説明しています。
気象庁は、「この後1週間程度は冬型の気圧配置が続くが、極端な大雪になる予報はない」としていますが、地震に雨が重なる場合は特に注意が必要としています。