12月24日朝、静岡県掛川市でクマが出没しました。体長は1mほどと見られこれまでにケガをした人はいませんが、近くには住宅地や学校があることから市が注意するよう呼びかけています。
砂利の上に残された足跡。
地面を強く踏みしめたのか、5本の指の形もはっきり写っています。
「体長1mほどのクマを見た」
24日午前8時半頃、掛川市満水にある大久保公園脇の路上でクマを目撃したトラックの運転手から警察に通報がありました。
これを受け、警察や市などが公園内を調べたところ、クマが残した約15cmの足跡が確認されました。
足跡は公園を西に向かって横断するように残されていたということです。
これまでにケガをした人はおらず、農作物などの被害もありません。
その後、付近でクマの目撃情報はないものの、掛川市は同報無線などで注意を呼びかけたほか、近くにある学校に複数人で下校すると共に教師が車で見回りを行うよう指導しました。