訃報です。
「ジャンボ尾崎」の愛称で親しまれ ダンロップフェニックストーナメントでも
3度優勝を飾ったゴルフ界のレジェンド、尾崎将司さんが亡くなりました。
78歳でした。

尾崎将司さんはプロデビュー2年目に日本プロゴルフ選手権で初優勝すると、
そこからプロ通算113勝をあげるなど日本のゴルフ界を牽引してきました。

尾崎さんは宮崎市で開催されるダンロップフェニックストーナメントにも4
6回出場。
1994年大会からは3連覇達成の偉業を成し遂げました。
県民もジャンボ尾崎の強さを目の当たりにしました。

宮崎市にある宮崎ライオンズホテルの新福 宏一会長は、40年前から尾崎さんと
交流がありました。

(ライオンズホテル 新福 宏一会長)
「フェニックストーナメントの会場には、優勝するまではずっとライオンズホテルから私が送り迎えしていた」

およそ20年間、ダンロップフェニックスやジャンボ軍団の合宿で宿泊を受け入れていた新福さん。
尾崎さんと一緒にコースを回った経験も…。

(ライオンズホテル 新福 宏一会長)
「最初から18番ホールまで、ずーっと、お前はあーじゃこうじゃ うるさいうるさい。自分はプロだから飛ぶわけですわ」
「本人からすればうっぷん晴らしですわね」

新福さんの家には尾崎さんからもらったゴルフ傘も・・。

(ライオンズホテル 新福 宏一会長)
「ジャンボが使ってたのを私がとった」
「ちょうだいといって、サインまでしてもらって」

新福さんは尾崎さんのことを尊敬し、本音で話せる仲だったと振り返ります。

(ライオンズホテル 新福 宏一会長)
「78歳とは思わなかった。若かったんだね。ちょっと早すぎる」
「ちゃんと女子プロなど育てて、いいことをして、歴代の選手たちがああだったこうだったと言ってくれる人になったということは私は嬉しい」

テレビ宮崎
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