愛媛県の今治市役所の職員が許可なく公用車で帰宅し、翌日に戻るまでに物損事故を起こしたうえウソの報告を繰り返していたとして、24日に停職処分を受けました。
停職2カ月の懲戒処分を受けたのは、今治市役所の総合政策部に勤務する会計年度任用職員の男性(30代)です。
今治市によりますと男性職員は今年11月21日、所属長の許可を得ることなく公用車で自宅に帰宅。翌朝から庁舎外での業務を終えたあとに市役所へ戻る途中、市内のスーパーに立ち寄りバックで駐車しようとした際、店の看板の支柱に衝突し公用車のリアガラスが割れ、リアバンパーも破損しました。そして警察や店に申し出ることなく、その場を去りました。
そして所属長には「いつの間にかガラスが割れていた。いつ割れたか分からない」などとウソを報告。この後のヒアリングでも複数回に渡ってウソの説明を続けたものの、事故から4日後に事故を起こしたことを認めました。スーパーにはその後謝罪し、被害届は提出されていません。
男性職員は「申し訳ないことをした。信頼を取り戻したい」と話しているということです。
今治市は「市政に対する信頼を損なう事態で重く受け止めている。全職員に対し、法令順守を改めて徹底させる」としています。
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