福井県内の直近1週間のインフルエンザの感染者数が3週連続で減少しました。ただ、年末年始に向けて人の交流が増えるとして、県は引き続き感染対策を行うよう呼び掛けています。
           
県が24日に発表した、12月15日から21日まで1週間の感染症発生状況によりますと、県内39の指定医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は、前の週より371人少ない1025人でした。
   
全国的な傾向と同様に3週連続で感染者が減少し、1定点あたりの感染者数は26人で警報発令基準の30人を下回りました。ただ、警報を解除する基準は10人を下回った場合のため、警報は継続されています。
   
県は、帰省や旅行などで人の交流が増える年末年始は例年、感染者が増えるため、ピークを超えたとは言い切れないとして、手洗いやうがいなど基本的な感染対策を続けるよう呼び掛けています。

福井テレビ
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