愛媛県伊予市の30代の会社員が、SNSで知った有名な投資家のグループを装うメンバーになり、ウソの投資話で現金9700万円をだまし取られました。警察は被害届を24日に受け、SNSを使った投資詐欺事件として捜査しています。
被害にあったのは伊予市内に住む会社員の男性(30代)です。
警察によりますと男性は今年9月下旬、有名な投資家の指導を受けられると装ったSNSのグループを知ってメンバーになり、株式投資の情報を信じるようになりました。
このあとグループのやりとりで、「有名な投資家が資産倍増計画を発表した」「指定の銘柄を購入すれば必ず利益が出る」などのでっち上げられたメッセージを信用。指定された口座に10月5日から11月7日までの間、17回に渡り現金あわせて9700万円を振り込みだまし取られました。
男性は現金を振り込んだあと「投資金が尽きたので追加の投資は無理」と相手に伝えたものの、無視するようなメッセージが届いたため弁護士に相談。詐欺の被害を指摘されました。
警察はSNSを使った投資詐欺事件として捜査。今回の被害金額は、愛媛県で今年に確認された特殊詐欺とSNSを使った投資・ロマンス詐欺事件をあわせて最も多いとしています。
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