岩手県釜石市は12月20日、市の職員が他人の自転車で酒気帯び運転をしたとして警察に摘発されたことを明らかにしました。
自転車の酒気帯び運転の疑いで警察に摘発されたのは、釜石市市民生活部の主任です。
市によりますと、この主任は12月20日の午後6時から翌日の午前2時半まで、友人と市内の飲食店4軒を訪れビールや日本酒を飲んでいました。
その後、帰宅しようと午前3時ごろ、釜石市中妻町の国道283号線で自転車に乗っていたところ、警察から職務質問を受け、基準値を超えるアルコールが検出されました。
主任は「釜石駅周辺にあった自転車を無断で借りた」と話しているということです。
釜石市の小野共市長は「深くおわび申し上げる。主任については刑事処分などの内容が固まり次第厳正に処分する」コメントとしています。
市では個人が特定されるとして主任の性別や年代を公表していません。