東京・立川市の小学校で2025年5月、校長らを暴行し、けがをさせた罪などに問われている男2人に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決が言い渡された。

後藤竜児被告(47)と高松龍生被告(27)は2025年5月、立川市の小学校で校長ら4人に暴行を加え、けがをさせた罪などに問われている。

東京地裁立川支部は16日の判決で、「無抵抗な者に対する一方的な暴行で、学校内を大混乱に陥れた」とした上で、「小学校の児童に与えた精神的衝撃、地域住民や一般社会に与えた不安も看過できない」と指摘した。

一方で、「反省の態度と謝罪の意思を示し、被害弁償について真摯(しんし)に対応している」として検察側の懲役3年の求刑に対し、2人に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。
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